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ホームページで集客できない
せっかく経費を掛けて作ったホームページなのに集客できない、こんなに時間を掛けて作ったホームページなのに集客できない。といった悩みをもっているかたは多いと思います。
なるべく更新の頻度を上げたり集客イベントをうったりして、集客アイデアを振り絞っている。インターネットで調べたり本を購入したりしてSEO対策にも力を入れている。それなのにアクセス数が伸びない。問い合わせがない。といった声をよく耳にします。
そんなホームページに、もしかしたら欠けているかもしれない要素をお伝えします。
集客できるホームページに一番必要な条件、たった一つの条件は、「相手の立場で作る」ということなのです。
なんだそんな事か……分かっているよ……と思われるかもしれませんが、これができていないホームページを山のように見ます。分かっていることと実行できていることは違うのです。
当社はこれができます。ではダメ
具体的には、何かのサービスを提供したり、何かを販売したりする時に、「当社はこんなサービスができます」「当社ではこんなモノを売っています」だけではダメなのです。
ぜひ「こんな問題や悩みはありませんか?当社はその問題や悩みを解決できます。」というアプローチ方法に変えてみてください。
一つの例として、10年以上前だったと思いますが、「ドリルを売るには穴を売れ」というタイトルのマーケティング入門書が話題になりました。上記タイトルはマーケティング業界でよく使われる言葉らしいですが、このコラムで訴えたいのは、まさにコレです。
ドリルという【物】を紹介することももちろん必要ですが、当社の製品ならあなたがお望みの穴を開けられますよという【価値】を売りにするのです。
また別の例として、「離見の見」という言葉を挙げてみます。これは能で有名な世阿弥の言葉です。能楽の演者は、観客の立場で自分の姿を見て、自分の完璧な舞姿を完成しなさい、と教えている内容です。
事業でいえば、お客様の立場で自社の姿を見て、自社を選ぶ理由があるだろうか?を考え抜きなさい、と言い換えられるのではないでしょうか。
相手の立場になって、ホームページを見直してみましょう
ホームページに求めるものは、たくさんあると思います。見た目に於いては、おしゃれなホームページ、映える写真、グッとくるコピー……。機能に於いては、問い合わせシステム、カートシステム……。仕組みに於いては、SNS連携、アクセス解析……。こういった色々な要素は、たった一つの目的に向かって作り込むべきです。
それが前述の、相手の立場だったらどんな情報が欲しいのか?何を解決したいのか?です。
今回のコラムではホームページを取り上げましたが、ホームページに限らず、パンフレット、営業方法、従業員全体のマインドをお客様目線に変えていけば、じわじわと、しかし必ず効果がでます。
人間のマインドを変えるのは時間がかかりますが、まずは簡単に変えられるホームページから変えてみると良いかもしれません。
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